十日町あたりの紬と思われる、粋で江戸好みな縞反物です。正絹100%。 紬ですがすぺっとした軽い生地で、大島を手触りそのままに少し厚くしたような生地です。 わずかに灰がかった紺は、納戸色ぽくもあり、どんな肌色の人にも合いますし涼しげで凛々しく見えます。 白木の下駄に、鼻緒は細め、博多帯を角出しか貝の口で… というようなお好みの方には最高だと思います。 長さ: 着尺あり 巾: 37cm 悉皆屋さんで仕立て前の湯通し(アンティークのため二度洗いをお願いしました)とのしがけをしてあります。すぐに仕立てられます。 幸田文や沢村貞子の世界観が好きで、お召や縞モノばかり集めてきましたが、集まり過ぎたので少しずつ手放します。 密閉性の高い桐箪笥にて保管。定期的に風通ししてあります。我が家ではナフタリンや匂いのある防虫剤は使用しておりません。カビの気配のあるものはすべて別に分けて管理しております。 ネットではひどいカビや匂いなど状態の悪い着物や反物は出品しておりません。