72年に定価￥15900で発売されています。マルチメーター、トランスミッター機能、可変トーンコントロール、AM感度切替、AFC等、当時の流行のギミック満載でした。 当時のナショナル製品らしく非常に堅牢で10cmの強力なアルニコ磁気回路のスピーカーで可成りの音量迄上げても音が割れたりしません。密閉性も高く、発売から50年以上経っていますが、保存条件さえ悪く無ければ今でも整備すれば充分使えます。 この個体は外観はまずまず、電池ボックスも綺麗で液漏れ跡もありません。 アンテナはなくなっており、少しオリジナルより太めですが、長さも充分な代替品ヲ付けて有ります。スムーズに伸縮、旋回、角度調整が可能です。 測定器外観無いので確信は有りませんが、過去扱った30余台の経験から感度、音も現役トーン言えます。 無くなりやすい前面のアルミ板も全てオリジナルです。 重いので電池を入れると送料が嵩むので、トンボ目のACコードのみお付けします。 お届け翌日迄、評価前の不具合には誠意を持って対応します。 ここからは爺いの独り言 中々良いモデルですが、メーターの故障は時折起こり、トランスミッターのボリュームにガリが出易い様です。 小生の好みはシンプルで飾り気の全く無いTXなのですが、このモデルを選ぶのも間違いではありません。