【商品概要】 作者：深沢紅子（1903-1993） 日本の洋画家。岩手県盛岡市出身。戦前戦後を通じ、堀辰雄や立原道造らの本の装幀のほか、童話の挿絵なども多く手がけた。絵画指導を通じて児童教育にも熱心に携わった。1955年より東京在住。 判型・装幀：大型本。水彩画12枚(やや厚紙）横26㎝×縦36.5㎝、ハードカバーボックス横27㎝×縦37㎝。 商品内訳： 水彩画12枚組；無綴多色刷複製 ※1枚目の水彩画の上に、12の野の花の名前が書かれた透かしの紙が添えてあります。 1.えびね蘭　2.ばいも　3.わすれな草　4.てっせん　5.ひるがお　6.ゆうすげ　 7.名をしらぬ花（シデシアジン）　 8.ふしぐろせんのう　9.松虫草　 10.つりがね草　11.あけび　 12.赤い実（チョウセンゴミシ）。 別冊解説本；序「野の花と紅子さん」（船越保武）、随筆「野の花との語らい」（堀多恵子）、随筆「思い出の野の花」（深沢紅子・1〜12の野の花について作者自身の思いを語る）、深沢紅子画歴。 ハードカバーボックス；硬い厚紙製の薄グリーン無地の美しい装幀。 外包装；ダンボールボックス 発行：昭和56年（1981年）7月25日 定価：20,000円（送料500円） 発行所：（株）綜合工房（東京） 【商品の状態】 10数年前に親から譲り受け、ほとんど中身を見ることなく自宅の本棚に保管していました。入手ルートは不明です。 薄グリーンのハードカバーボックスを包むダンボールボックスは日焼けなど経年劣化があり、その背表紙に黒マジックインクで「深沢紅子　野の花　1981」と素人と思われる手書きがあります。 中身の12枚の水彩画及び薄グリーンのハードカバーボックス、別冊解説本は非常に良好なコンディションで綺麗です。特に12枚の水彩画の状態は見事で、美品と考えております。 350部の限定品のため市場にはほとんど出回っていない超レア物と思われます。 ご興味ご関心をお持ちの方、ご検討のほどよろしくお願いいたします。