コレクション品の放出です。知る人ぞ知るTR-232。シルキー氏がヤマハの設計に関わり、特に力を注いだと言われるスチューデントモデルです。アメリカではYTR-232として売り出されていたようです。それがアメリカで大人気となり学生のみならず、プロも好んで使用したと言われています。海外のオークションサイトでも高値で取引されています。ネットで色々調べたところで言うと、このモデルは外観からすると、ヤマハ製造のYTR-232の初期型だと思われます。ニッカンのYTR-232(TR-232)とは異なり、ヤマハ製造のYTR-234や236とも互換性があります。(←一応抜き差し管などで確認済み。)主管及びマウスピースレシーバーが洋白で234や236に比べると抵抗が少し強く、吹きごたえがある感じでしょうか。YTR-232の大ヒットがヤマハをはじめ、トランペット市場に大きな影響を与えた事は間違いないと思われます。ある意味歴史的一本だと思います。 私も一度は手にしたく、ずっと探していましたが、運良く手に入れることができ、コレクションとして持っていました。その後も日本のオークションサイト等では見た事がなく、年代ものでもありますので、海外サイトでもこれほどの状態を保っているものは見かけた事がありません。 　年代物なので、様々な傷、凹みはありますが、以下、特に気になる傷等です。 ①2番菅凹み(写真10) ②1番管凹み(写真11) ③3番管凹み(写真12)凹みはよく見ないとわからないレベルですが、この凹みによってトリガー操作に少し難が生じていると思います。自分でできる調整は試みましたが、これ以上は専門家へ。演奏中のトリガー操作は△です。 ④写真13〜18に大きめの傷をのせておきます。 ⑤僅かなベルの折れ(写真19) 　マウスピースは付きませんが、必要な方はコメント欄よりご相談下さい。 新品で上記情報も私の主観であるため見落としもあるかも知れません。ご理解の上、ノークレームノーリターンでご検討ください。 こちらの商品はコレクション品ですので、売れなければ手元に置いておくつもりですので、値下げ交渉は不可とさせて頂きます。